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サワガニ

サワガニ科
上流域
サワガニ
 ※写真の無断転用、複写を固く禁じます

日本固有種で、一生を淡水域で過ごす純淡水性のカニ。甲幅2~3㎝、脚を含めた幅は5~7㎝ほど。体色には変異が多く、ざっくりと茶色系のものと青色系のものに分けられる。四国内にも遺伝的に分化した複数の集団が存在するが、これらは必ずしも体色の傾向とは一致しないことが知られている。食性は雑食。

特徴

○甲羅はなめらか
○オスは左右どちらかのハサミが大きくなる
○大きな卵をうみ、メスは腹部でこれを保護する
○幼生期を卵の中で過ごし、稚ガニの状態で孵化する

在来種  


○食用可能 

生で食べると「肺寄生虫症」を発症することがあるので、 加熱が必須。

高知県指定希少野生動植物
上流域
中流域
下流域
汽水域

監修・写真:高橋弘明氏

参考文献:​​『山溪ハンディ図鑑 増補改訂 日本の淡水魚』『高知県レッドデータブック2018 動物編』

この「さかな図鑑」における貴重な写真は、株式会社西日本科学技術研究所(https://www.ule.co.jp/)、​株式会社相愛(https://www.soai-net.co.jp/)の高橋氏のご厚意により提供いただいています。

                

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